ミヤザキメガネ

CGデザイナーの制作日誌!

https://miyazakimegane.hatenablog.com/

映像業界での長時間労働 と 作品のクオリティ

CGクリエイターはプライドをかけて自分の担当分のクオリティを上げたい。

優秀だと認められたい、良い映像を残して誇りたい!

その為に休日出勤もいとわない!

 

私が社会人として初めて今の会社に入った時はそんな気持ちで働いていたし

先輩方も終電まで働いて、土日出勤してました。

 

この頃はフレックスタイム制だったので「残業」という概念がありませんでした。

なので、サービス残業は損、という概念も無かったのです。

(当時のリズム:10時出社→23~24時頃退社 土曜は基本出勤・日曜はたまに出る)

 

ただ好きなことを好きなようにやっている、という感覚。

だけど長時間労働は当たり前・・・

(ほとんどマヒですかね。でもこんな環境の中で頑張ってきた先輩達の

 おかげで今の私たちのお仕事があるとも言える)

 

それから数年が過ぎて、会社の制度が変わっていきました。

出社時間が決まって、遅刻をすると給料からその分引かれる・

残業代は申請をすればちゃんと支払われる。

(今のリズム:10時出社→20時半~21時退社・土日は基本休み)

 

これの良い点は、生活リズムが安定するので以前より健康的な生活になった。

という所。

悪い点は、サービス残業をさせられている感覚が生まれてしまった事により

定時(19時)に帰れない現状に対して理不尽さがはっきりした事。

 

仕事の量は変わらないので定時が設定されたところで

帰宅時間はそこまで変えられない。。。

 

しかしサービス残業という価値観を知ったことで

プライドをかけて時間がかかっても自分の担当分のクオリティを上げたい!

って気持ちと、

クリエイターとしてのプライドを利用されたくない!

って気持ちに挟まれて

どうふるまえばよいのか分からなくなってきているんです。

 

評価の基準が

・担当者が上げた作品の「クオリティ」が全て

・作業の「速さ」が二の次になっている

・残業して頑張ってる人、偉いっていう文化

 

ってのが根本的にあるからこうなるんじゃないかと。

 

10時間かけて終わる人と、同じ量を7時間で終わる人がいたら

7時間で終わる人のやり方をシェアしていって

7時間コースの人を増やしていく努力をプロジェクトチーム全体

する必要があるっておもう。

 

仕事のスピードや、その人のこなしている量がはっきりするグラフとか

見えやすく置いて、すごい早く帰る人がいても、

あいつ空気読めよな~じゃなくって

仕事早いから帰れるんだね~すごいね~って空気にならないかな。

 

そしたらみんな早く帰るようになるけど、クオリティもキープできて

いらない残業代を会社は払わなくて良いし、自由な時間ができればインプットも

増えて会社全体がいい感じに成長していく!みたいな。

 

という私もあんまり早く帰る勇気がありません。

でももし、作業スピードのグラフがあって私の進み具合が

良かったらすんなり帰れる気がする。

 

気がする・・・。